パソコンを開いてチャートを見たら、なんとなく上がりそうだったので買ってしまったという経験はありませんか。
 
それでたまたま勝ってしまうことはありますが、長期的にみると決して安定したトレードにはならないはずです。
 
トレードする前には、相場環境の把握や、どのようなトレードをするのか計画を建てるなど事前の準備が必要です。
 
具体的にどのような準備が必要なのか、一例をご紹介します。

環境認識

トレードする前にやるべきことの1つが環境認識です。
 
環境認識は、トレードをしようとしている相場が今どんな状況なのかを把握することです。
 
具体的にどのようなことを行えばよいかご紹介します。
 

長期足で相場の方向性を確認する

まず、相場の大きな流れが上昇なのか下降なのか、あるいは方向性のない相場なのかを確認します。重要なのは、長期の時間足で相場を見ることです。
 
上昇下降を狙うトレードをするのであれば、トレードする時間足が1分足や5分足の場合、上位足である1時間足や4時間足を見て、流れを把握します。
 

ボラティリティを確認する

ボラティリティとは、価格の変動率のことです。トレンドを追って売買するのであれば、ある程度価格の上昇下降に勢いがあることが望ましいです。
 
インジケータであるボリンジャーバンドをチャートに重ね合わせて見ることで、トレードする場面として相応しいかを判断できます。
 

意識されるレートを確認する

意識されるレートはトレーダーにより異なりますが、一般的なものを列挙します。
 
これらを長期足チャートに水平ラインを引いて視覚化すると良いでしょう。
 

  • 直近の高値、安値
  • 前日、前週の始値、終値、高値、安値
  • 過去に何度も止められたレート(レジスタンスライン、サポートライン)
  • Wトップ/ボトム、トリプルトップ/ボトムのネックライン

 

通貨ペアの相関関係を確認する

例えば、ユーロ/円をトレードする場合には、ドル/円とユーロ/ドルの相関関係をチェックしておくべきです。
 
ユーロ/円は合成通貨ペアと呼ばれ、ドル/円とユーロ/ドルのレートを掛けた値がユーロ/円のレートになります。
 
したがって、ドル/円が上昇してユーロ/ドルが下降している時、つまりレートが逆相関になっている時は、ユーロ/円は多少の動きはあるものの方向感のない動きになりがちです。

シナリオ作成

トレードをする前にはシナリオを用意します。事前に相場の動きを想定しておくことで、動きに応じた適切な対応を取ることができます。
 

どうなったら売買するかを決める

シナリオは、いくつかのパターンを用意します。どうなったらどういうトレードをするのかを決めます。もちろん状況により、トレードしないケースも考えられます。
 
例えば、直近高値付近までレートが到達したとして、以下のようなシナリオが考えられます。
 
シナリオ①直近高値を越えた後、直近高値まで一旦戻って再上昇したら買いエントリーする。
トレードの事前準備としてやるべきこととは?(直近高値を越えた後、直近高値まで一旦戻って再上昇したら買いエントリーする。)
 
シナリオ②直近高値を越えられず、Wトップを形成したら売りエントリーする。
トレードの事前準備としてやるべきこととは?(直近高値を越えられず、Wトップを形成したら売りエントリーする。)
 
シナリオ③直近高値を越えた後、直近高値付近で支えられず下降したらトレードを見送る。
トレードの事前準備としてやるべきこととは?(直近高値を越えた後、直近高値付近で支えられず下降したらトレードを見送る。)
 

損切りと利益確定ポイントを決める

シナリオで決めた条件でポジションを持った後、思惑通りにレートが動くケースと逆行するケースが想定されます。ですから、どこまで伸びたら利益確定するのか、どこまで逆行したら損切りするのかを事前に決めておきます。

指標発表のチェック

指標発表があると、レートが思わぬ方向に動くことがあります。トレードしようとしている通貨ペアが関係する国の指標発表には注意が必要です。
 
代表的なのは米雇用統計です。月初めの金曜日に発表されます。各指標の発表時間はFX会社等がネットで情報提供しているので、チェックしておくべきです。
 
基本的には、発表前の数十分はトレードしないのが望ましいです。

マイルールの確認

トレードの準備が整ったら、エントリー前にマイルールの確認をします。
 
マイルールに照らし合わせて、トレードしていい条件が揃ったかチェックしましょう。

トレードの事前準備としてやるべきこととは? まとめ

トレードは、事前準備がすべてと言って良いでしょう。準備ができていないと、無駄なトレードをして損益が安定しない原因となります。
 
自分なりに事前準備手順を作って実行し、計画性のあるトレードを心掛けましょう。

おすすめの記事