特に日本人の個人FX投資家や、外貨預金をする人に人気な豪ドルの値動き、ファンダメンタルズについてご説明します。

豪ドル(オーストラリアドル)とは

豪ドルは、オーストラリアドルやミニポンドとも呼ばれます。NZドル(ニュージーランドドル)と並んで、オセアニアの代表的な通貨です。
 
通貨の略称は、AUDとなっています。

豪ドルの値動き(豪ドル円)

豪ドルは先述した通り、ミニポンドとも呼ばれています。別名の通りポンドほどではないものの、状況により一方向に大きく動くことがあります。
 
豪ドルと日本円の組み合わせである豪ドル円は、ドル円と似たような値動きをすることで知られています。つまり、リスクオンの時にはドル円と一緒に上昇し、リスクオフの時には下落する通貨として知られています。
 
例えば、リーマンショックの際は、豪ドル円は100円台から50円台まで急落しました。
 
オーストラリアは日本との時差があまりないため、日本時間の日中にもよく値動きします。とりわけ、9時台や10時台はオーストラリアの重要指標の発表があるほか、日本では東京仲値が決定する重要な時間のため、この時間帯を狙って取引される方も多くいます。
 
また正午過ぎには、オーストラリアの政策金利が発表されることがあるため、この時間帯も注目です。

豪ドルの値動き(豪ドル米ドル)

日本円ではなく、米ドルと組み合わせた豪ドル米ドルは、ほかのドルストレートと比較して東京時間も割合値動きします。
 
それは、上記のようにオーストラリアの時間軸と日本時間とがほぼ重なっているからです。
 
ただ、それでも欧州時間やNY時間は重要です。
 
特に豪ドル米ドルの場合には、米ドルの経済指標(雇用統計など)に敏感に反応します。現在、両国の金利水準はほぼ同じということもあり、金利に関するテーマは豪ドル米ドルのトレンドを大きく左右しますので要注意です。

豪ドルの金利

2017年11月現在の豪ドルの金利は、1.50%と過去最低水準となっています。
 
かつては、豪ドルは高金利通貨の代表格で、金利の安い日本円を売って豪ドルを買い、高いスワップポイントを狙うという投資法が盛んでした。
 
現在でも、世界的に見れば決して低金利ではないのですが、大きな利益を狙うためにはほかの通貨と同様、値幅を取りに行かざるを得なくなっています。

豪ドルの重要なファンダメンタルズ

豪ドルの政策金利は、RBA(オーストラリア準備銀行)によって決定されます。
 
発表の際には、政策金利のほか総裁が現在の豪ドルの為替水準について言及することがよくあり、「豪ドルが高すぎる」などとして口先介入をしてくることもあるため注意が必要です。
 
また、豪ドルの政策金利に影響するものとしてはインフレ率(CPI)や雇用統計、GDPなどが重要です。
 
特にオーストラリアの雇用統計は、予想と違う結果になることが多いため、毎回発表時には大きく値動きします。

豪ドルの取引スタイル

豪ドルは、世界三大通貨(米ドル、ユーロ、日本円)と並んで人気のある通貨で、ほとんどの業者で取り扱いがあります。スプレッドも比較的狭いのが特徴です。
 
また、豪ドルはトレンドが出やすく、また継続する時間も比較的長いことが期待できるため、スイングトレードを行って大きな値幅を狙うことも可能です。
 
その際、上昇トレンドに乗ることができればスワップポイントも併せてもらうことができますが、下落トレンドの場合も現在の低金利(マイナススワップポイントも少ない)状況を活かして積極的に長期の売りポジションを建てることも比較的容易になりました。
 
したがって、豪ドルを取引するからといって必ずしも買いから入る必要はなく、その時々のトレンドを見極めて売りと買いを器用に使い分けていくスタイルが適しています。

FXでの豪ドル(オーストラリアドル)の値動きや金利など まとめ

豪ドルは、ある意味ドル円よりも親しみ深い通貨ペアです。情報も比較的入手しやすいので、常にアンテナを張っておきましょう。

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